黒酢と血圧
黒酢にはアンジオテンシン変換酵素(ACE)という物質が含まれ、血圧を下げてくれる働きがあります。血圧はこめまにチェックして、少しでも高くなっていたら黒酢で高血圧を予防しましょう。
黒酢で血圧を下げる
特定保健用食品であれば信頼性は高い
黒酢は高血圧に対しても効果を発揮してくれます。
高血圧に悩む人が黒酢を10週間摂り続けたところ、血圧が下がったという報告もあります。
臨床データもある
中には「血圧が高めの方に適する」という特定保健用食品の表示許可を取得しているものもあり、
そういったものであれば、ヒトを対象とした実験で血圧低下作用が実証されているということですので信頼性は高いといえます。
アンジオテンシン交換酵素が血圧上昇を抑制する
黒酢にはアンジオテンシン交換酵素(ACE)という物質が含まれています。
これは不活性体であるアンジオテンシンⅠを生理活性をもつアンジオテンシンⅡに変換する反応を触媒し、
特に黒酢に多く含まれる
それにより、レニン、アンジオテンシン、アルドステロン系という昇圧物質を阻害して血圧の上昇を抑えてくれます。
一般の食酢にもこの酵素は含まれているのですが、特に黒酢、その中でも玄米黒酢がもっとも含有量が多くなっています。
正常な人の血圧には影響しないのでご安心を
また、黒酢の血圧への効果は高すぎるのを下げるものであって、
血圧が正常な人が飲んでも下がるということはないので安心して摂取してください。
高血圧が招く合併症
高血圧は早めの対処が肝心
高血圧は「サイレントキラー」なんて呼ばれる恐ろしい病気。
放置すると着実に進行していってしまうので早めの治療が大切です。
ずっと続くと、脳卒中、心臓疾患、血管疾患、肝臓疾患、眼障害、急性症状、高尿酸血…などの合併症を発症しやすくなります。
高血圧には自覚症状がない
高血圧は血圧が高いということ以外に特別な自覚症状はありません。
頭痛、耳鳴り、めまい…などを感じることはあるのですが、
高血圧に特有の症状というわけではないのでなかなか気付きにくいんですね。
高血圧が進むと、動悸、呼吸困難、胸痛、足の痺れ…などの症状が出るようになり、こうなったら要注意です。
少しでも高い人は黒酢で予防しましょう
こうなる前にふだんから血圧のチェックはこまめに行い、
少しでも高くなっていたら、黒酢を摂取して高血圧を予防しましょう。