黒酢の副作用
黒酢はそもそも天然の食品なので用量を守って摂取している限り、副作用に心配はありません。しかし、あまりに過剰摂取をすると、吐き気、腹痛、めまい…などの症状がまれに出ることはあるようです。
黒酢に副作用はある?
天然食品だから基本的にはOK
黒酢を健康食品やサプリメントとして考えると、なんとなく副作用がありそうな気もしますよね。
でも、黒酢はそもそもは天然の食品です。
決められた量を守ることが大事
1日に20~30ml、サプリメントならばその商品に定められた用量を守って摂取すれば副作用の心配はありません。
実際、これまでにも黒酢による深刻な副作用の報告というのはないようです。
空腹時の原液摂取や過剰摂取には注意が必要
けれども、空腹時に原液をストレートで飲んだり、用量を大幅に超えて摂取したりすると、
胃を痛めたり、吐き気、腹痛、めまい、無尿、呼吸困難…などの症状がまれに出ることもあります。
医薬品との併用も大丈夫
また、黒酢は医薬品と併用して摂取してもなんら問題はありません。
血圧やコレステロールを下げるための薬を服用しながら黒酢を摂取しているという人もいるくらいです。
黒酢で歯が溶ける?
黒酢は強酸性の食品
黒酢は体への深刻な副作用の心配はないのですが、頭に入れておいてほしいのは黒酢は強酸性の食品であるということ。
この強酸性の食品には他にレモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、
ビタミンCなどのサプリメント、コーラ、スポーツドリンクなどがあります。
コーラよりも歯が溶けやすい
このような食品を大量に摂取すると、歯表面のエナメル質が溶ける酸蝕症になってしまうこともあります。
酸の強さを表すPH値は黒酢が3。
コーラのPH値は2.2ですから、それよりも高い数字です。
食後のお茶などで中和させる
酸蝕症を防ぐためには、黒酢など強酸性の食品を摂った後はお茶などで酸を中和させること。
そしてそれから1時間以上経過してから歯を磨きましょう。
酸がまだ中和されていない状態で歯をゴシゴシ磨くと、歯のエナメル質は摩擦で磨り減ってしまいます。
食後一時間おいて歯磨きしましょう!
黒酢をちょっと摂取したくらいですぐに酸蝕症になるということはありません。
ですが、黒酢を毎日摂り続けようと考えている人は一応このようなことも頭に入れておいてください。