黒酢の賞味期限
黒酢の賞味期限は製造から2年と法律で定められていますが、発酵食品ですので本当はもっと長持ちします。開封前は直射日光の当たらない場所なら常温で保存できますが、開封後は冷蔵庫に保存しましょう。
黒酢の賞味期限は?
法律では2年
黒酢は半年から3年に歳月をかけてじっくり熟成されるものですが、その賞味期限はほとんどの商品が製造から2年になっています。
これはなぜかと言うと、法律でそのように定められているから。
むしろ年月が経つほどおいしくなる
実際のところは、黒酢はワインと同じ発酵食品ですから、開封前でしたら2年くらいで悪くなるということはありません。
むしろ、5年、10年と長い年月寝かせたもののほうが味や風味がまろやかになって美味しくなるくらいです。
ただし、期限切れでのトラブルは自己責任
ただ、賞味期限が切れた後のトラブルについてはメーカーは責任を負うことができませんので、
そこはやはり自己責任での使用ということになります。
もし心配でしたら、飲食用以外の用途で使うといいでしょう。
まな板の除菌や、お花の長持ちに
黒酢の殺菌力を利用してまな板などを殺菌することもできますし、切花の水に数滴くわえて花を長持ちさせることもできます。
また、リンスの代わりに使うことも。
リンスの代わりに
シャンプーの後、黒酢を少量入れたお湯を髪に流すとリンス効果を得ることができます。
黒酢の保存方法は?
高い殺菌効果
お酢は古くから食べ物の保存のために使われてきたほど殺菌効果に優れています。
ですから、お酢自体が腐るということはあまりなく、開封前のものでしたら直射日光の当たらない場所で常温で保存することができます。
夏場の開封後は菌が発生することも
ですが、開封後は特に夏場などまれに菌が発生することがあります。
この菌は酢酸菌といって人体にはほとんど害はないのですが、このようなことを防ぐためには開封後はなるべき冷蔵庫に保存するようにしてください。
容器変更はちゃんと密封できるのもに
容器を移し変える場合は、ガラスやホーロー製できっちり密閉できるものに。
なるべく空気に触れさせないようにして早めに使い切りましょう。
金属容器は使用しないように
お酢にはほんのわずかとはいえ金属を溶かす性質がありますので、金属製の容器には保存しないでください。